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世相放談

辛口ニュースの解説

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【大嘘】阿蘇山が噴火したら九州全域が焼け野原

災害

阿蘇山の噴火に関連し、阿蘇山が大噴火したら、九州全域が火砕流で焦土と化す、という記事が目立つ。

 

確かに太古の阿蘇山の大噴火の際、九州のほぼ全域が火砕流に飲み込まれたことはあるようだ。

 

約9万年前の大噴火では、山口県にまで火砕流の被害が及んだとか。

 同等の規模の噴火があれば、九州全域が焼け野原になる、という論法で、一見、科学的に見えるが、これは嘘っぱち。

 

ここで、阿蘇山の特徴を思い出してほしい。

小学校のときに習ったはずだ。

 

阿蘇山は世界最大級のカルデラ火山・・・

 

で、カルデラとは、、、

大噴火に伴い、火山内部に空洞ができて、崩落したものです。

 

ちなみに阿蘇山にカルデラができたのは、9万年前の大噴火以後だといわれている。

 

つまり、大火砕流が発生した当時の阿蘇山は、今よりも標高が高かった。

現在の阿蘇山の標高は1596mだが、9万年前の阿蘇山の標高はなんと4000ー5000mだといわれている。

 

富士山よりも高く、裾野が広がった形状だったと推定され、火砕流の被害が大きかった道理もある。

 

未来永劫、このような大火砕流の被害が発生しないと断言はしないが、同様の規模の被害の前に何度かの大噴火で標高を高くなるプロセスが必要になるわけで、数万年から数十万年というタームでのこと。

 

今現在、過度に心配を煽るような言動・投稿は慎しみ、冷静な対応をするべきだと思う。

 

阿蘇山は対しては、現実的な危険への警鐘を鳴らすべきだと思う。